みなさんこんにちは!
じゃらくです!
ゲームやガジェット好きの方なら、お気に入りのゲーミングデバイスや小物ガジェットなどをオシャレに飾りたいと思ったことがあるのではないでしょうか?
今回は、お気に入りのマウスを飾ることができる、長尾製作所が販売するマウスディスプレイ台を組み立てながらレビューしていきます。
長尾製作所は1971年に精密板金加工所として創業し、医療器や通信機器の製造を得意として日本のものづくりに貢献してきた会社です。
PCのオープンフレームケースで有名な長尾製作所にはPC事業部門があり、様々なPC関連パーツを開発・製造・販売しています。
名前こそ「マウスディスプレイ台」ですが、お気に入りのマウス以外にもミニ四駆などのディスプレイ台として使用可能です。工夫次第でさまざまな使い方ができると思います。
パッケージ・付属品
こちらが長尾製作所のマウスディスプレイ台です。
パッケージは箱ではなく袋でした。
透明な袋なので開封前に内容物が確認できます。
カラーは、今回レビューするブラックの他にホワイトがあります。最近は白を基調とした部屋やデスク環境の人気もあり、ホワイト系のアイテムを探している方にも嬉しいですね。
材質が鉄なので手で持つとずっしりとしていて重いです。
パッケージを開封すると、「本体(ディスプレイ金具、ベース)、小袋(組み立てネジ一式、滑り止めゴム足)、ケーブルバンド、取扱説明書」が入っていました。
小袋の中には、ディスプレイ台を組み立てる際に必要なネジ類とディスプレイ台の底に貼る滑り止めゴム足が入っていました。
上から順に
①組立用サラネジ ※小頭・・・2本
②ディスプレイ用ピン・・・4本
③ピン固定用バインドネジ・・・4本
④ピン固定用ワッシャー・・・4本
⑤ケーブル収納バンド・・・1本
⑥滑り止めゴム足・・・4枚
ネジと半透明のワッシャーが本当に小さいので紛失しないよう注意が必要です。
また、部品の数も多いので開封時に付属品が全て入っているかよく確認しましょう。
組み立て手順
ディスプレイ台の組み立て手順は、取扱説明書に記載してある手順で組み立てていきます。
組み立てには、プラスドライバーが必要です。
①ベースに滑り止めゴム足を貼り付ける。
②ベースにディスプレイ金具を組立用ネジ(サラネジ)で取り付ける。
③ディスプレイ金具にピンを取り付ける。
組み立ては簡単ですが、ネジ類が本当に小さいので紛失には気を付けて組み立てましょう。
①ベースに滑り止めゴム足を貼り付ける
【用意するもの】
・ベース
・滑り止めゴム足…4枚
ディスプレイ台の底になるベースの裏(ネジ穴の突起がない平らな面)に滑り止めゴム足を貼り付けます。
貼る位置の指定がなかったので、バランスをみながら四隅に貼っていきます。
滑り止めゴム足は安心の3M製で、半透明な丸型の滑り止めゴムです。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、四隅の加工(角の丸み)が全て均一ではなかったので、滑り止めゴムを貼る位置にかなり迷いました。
②ベースにディスプレイ金具を組立用ネジ(サラネジ)で取り付ける
【用意するもの】
・ベース
・ディスプレイ金具
・組立用ネジ(サラネジ)…2本
ベースのネジ穴とディスプレイ金具の穴を合わせて、組立用ネジ(サラネジ)で取り付けます。
いきなりディスプレイ台の形になりました。
あとはピンを取り付けるだけです。
③ディスプレイ金具にピンを取り付ける
細かい部品が沢山あるので紛失に気を付けてください!
【用意するもの】
・ディスプレイ用ピン…4本
・ピン固定用ワッシャー…4本
・ピン固定用バインドネジ…4本
・ベースを取り付けたディスプレイ金具
ピン固定用ワッシャーは、ディスプレイ用ピン取り付けによるディスプレイ金具(表)の傷を防止するため、ディスプレイ用ピンとディスプレイ金具(表)の間に入れます。
ディスプレイ金具の表側にあるディスプレイ用ピンを、ディスプレイ金具の裏からピン固定用バインドネジで固定します。
ディスプレイ金具には複数の穴があるので、ディスプレイしたいものに合うようにディスプレイ用ピンを固定します。
これで組み立て完了です。
いかがでしょうか?
ブラックとシルバーで鉄の重みも感じられて、シンプルですが重厚感もあるビジュアルです。(本当に重いです)
組み立ては3ステップで本当に簡単でした。
使用例
ディスプレイ用ピンの位置や数を調整すれば、ディスプレイするマウスなどの大きさや形状に縛られることなく飾ることができます。
実際にマウスを飾るとこんな感じになります。
他にもディスプレイできるものがないか探してみました。
収納箱の奥からミニ四駆が出てきたので、ディスプレイ台に乗せてみました。
ディスプレイ用ピンを一番下まで移動されると、良い感じに収まりました。
いろいろな物を飾れそうです!
ミニ四駆なつかしい・・・
良いところ・イマイチなところ
「Made in JAPAN」のジャパンクオリティを掲げる精密板金加工所の商品ということで、良いところ・イマイチなところを正直に評価します。
長尾製作所はすべての製品をほぼ手作業で製造しているとのことで、多少の個体差はあると思います。
良いところ
・ピンの位置を変えることで様々なものをディスプレイできる。
・重量があり滑り止めゴムもあるので安定して置くことができる。
・ケーブル結束バンドとケーブル収納ポケットで有線マウスでも綺麗にディスプレイできる。
・シンプルなのでディスプレイするマウスなどのデザインを邪魔しない。
ピンの位置を変えることで様々なものをディスプレイできる。
最近では、さまざまなサイズ・形状のマウスが販売されているため、ピンの位置を変えることで対応可能です。
また、ピンの位置を変えたり外したりすることで、マウスだけではなくミニ四駆や小物ガジェットなどをディスプレイすることも可能。本当に幅広い使い方ができます。
重量もあって滑り止めゴムもあるので安定して置くことができる。
ディスプレイするものが大きかったり重かったりすると、プラスチックなどの軽い素材で作られたディスプレイ台では不安定になることが多いです。
しかし、滑り止めゴムが付いている重量のあるディスプレイ台なので、しっかりと安定して使用できます。
ケーブル結束バンドとケーブル収納ポケットで有線マウスでも綺麗にディスプレイできる。
有線マウスはどうしてもケーブルが邪魔になりがちですが、付属しているケーブル結束バンドとディスプレイ台背面下部のケーブル収納ポケットスペースを活用することで、有線マウスでも綺麗にディスプレイすることができます。
シンプルなのでディスプレイするマウスなどのデザインを邪魔しない。
あくまで魅せるのはディスプレイするものなので、ディスプレイするマウスなどのデザインを邪魔しないシンプルな作りもいいと思います。
自由度が高くて、安定して綺麗にディスプレイできます!
イマイチなところ
・精密機器のような加工精度ではない
・簡易なパッケージによるデメリットあり?
精密機器のような加工精度ではない
おそらく、PCパーツではなくアクセサリーの分類なので、精密な加工精度は必要ないのでしょう。
「日本の精密板金加工」というワードで、「日本の職人が作る精度の高い商品」というイメージがあったため、期待が膨らんでしまっていました。
具体的には以下2点が気になりました。
・ベースの角に丸みを持たせる加工が均等ではない
本体の台座部分にあたるベースですが、ディスプレイ台使用時は見えない部分ではあるものの、ベースの角の丸みが均等ではありませんでした。
・表面にプツプツ
表面にプツプツした膨らみのある箇所が複数見受けられました。
塗装前の下地に細かいゴミが付いていたのでしょうか。
簡素なパッケージによるデメリットあり?
商品そのものはAmazonで購入したので、お馴染みの段ボールに梱包されていたのですが、ディスプレイ台のパッケージが簡易な袋であるデメリットもあると思います。
写真ではわかりにくいのですが、開封時から細かい傷がいくつが見受けられました。
完成後に付いたと思われる、打ち傷のような小さなへこみや線傷・擦れ傷が見受けられました。
運搬や保管方法などは明確にわかりませんが、製品完成後に付いた傷といった印象です。
レビューをするためにじっくり観察したので気になりましたが、使用に問題はありません。
期待が大きかったので少し残念な部分も・・・
まとめ
かなりニッチな商品ですが、ゲームやガジェット好きの方には興味のある商品だったのではないでしょうか?
「Made in JAPAN、ジャパンクオリティ、精密板金加工所の商品」というワードで、期待が大きかったこともあり少し辛口なレビューとなりました。
僕のように精密機器並みのクオリティをイメージしないようにしましょう。
2,000円前後で重みもあり安定したディスプレイ台としての実用性は高いと思いました。
また、簡素なプラスチックのディスプレイ台はよく見かけますが、長尾製作所のディスプレイ台のように重厚感のあるディスプレイ台はあまり見かけません。
「今は使っていないけど初めて買ったゲーミングマウス」なんかを飾るのもいいですね。
ガジェットレビューの撮影用としても活用できそうです。
長尾制作所では今回紹介したディスプレイ台の他にも、ニッチでユニークな商品を多く販売しているのでチェックしてみてください。
精密な加工精度が求められるPCパーツも試してみたくなりますね。
ネジ類の紛失に気を付けて、お気に入りのアイテムをオシャレに飾りましょう!
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